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トランセンド (競走馬) : ウィキペディア日本語版 | トランセンド (競走馬)
トランセンド(''英:''、''香:'')は日本の競走馬。おもな勝ち鞍は2010年、2011年のジャパンカップダート、2011年のフェブラリーステークス、マイルチャンピオンシップ南部杯、ドバイワールドカップ2着。馬名の意味は英語で「超越する」。 == 戦績 ==
=== 2009年 === デビュー戦は2月14日の芝1800メートルの新馬戦で、デビュー前から調教で古馬並みの時計をだし、注目を集めていたこともあり、1番人気に推されていたが2着に敗れた。2戦目も芝で登録していたが、フレグモーネのため出走を取り消した。3戦目のダートの未勝利戦で初勝利をあげると、不良馬場で行われた500万下戦では道中先頭を進み、上がり3ハロンも最速となる37.9秒で後続に7馬身差をつけ勝利した。ここで陣営は東京優駿に出走することを考え、ふたたび芝の京都新聞杯に出走した。芝で行われる競走は新馬戦で2着に入っていたが、ここまでの勝ち鞍は全てダートであり、5番人気であった。レースでは普段どおり先行するものの直線でついていけず、勝ったベストメンバーから離された9着に敗れた。7月26日の1000万下クラスの麒麟山特別では古馬初対戦となったが、後続に8馬身差をつけレコードタイムで勝利した。 2009年から新設された重賞競走の(格付けなし)のレパードステークスでは、内田博幸がイギリスで騎乗停止となっていたため、松岡正海に乗り替わりとなった。スーニ、シルクメビウスなどダートで実績のある馬が出走していたが、1番人気に支持された。レースでは2番手追走から直線で抜け出しスーニに3馬身差をつけて勝利した。早い時計が出にくい良馬場だったが、勝ち時計は前走と同じタイム(レコードタイ)だった。同じ舞台で行われるエルムステークスでも1番人気に推されたが、伸びきれず4着に敗れた。続く武蔵野ステークスでは初めて後方に控え、直線でじりじりと伸びてきたが6着に敗れた。安田師は「芝とダートの切れ目を気にした」とコメント。レース後はジャパンカップダートには進まず、休養に入った。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トランセンド (競走馬)」の詳細全文を読む
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